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コメント

言葉にされた生きる意味ではなく、
言葉にならない生きる手触りを感じさせてくれる映画、
無口で飾り気がないところが好きです。

谷川俊太郎 (詩人)

永遠の旅立ちを決めた人に図らずも最後の食事提供者となり、この世の最後の遭遇者となる「カミハテ商店」の老女。
彼女の心の叫びは、「私ひとりでは 何もしてあげられない。 だから、死にたい人は死ねば…」と誰もが抱く無力感。
私は、自殺の多発場所として有名な東尋坊の岩場で、多くの仲間たちとパトロールをして殺企図者を発見・保護し、これまでに400人に近い 自殺を食い止め、その人たちに「生きるためのパワーを伝達」してきており、皆さんが再起を果たしています。
毎日のように「死」と直面させられている「カミハテ商店」の独りの老女に、誰か助っ人が現れることを願います。

茂 幸雄(NPO法人 心に響く文集・編集局 理事長)

いることと、いないことの間をさまよいながら、谷川賢作によるビリンバウとリード演奏の音楽は、上終の向こうからやってきて、コッペパンと牛乳の歌を謳う、もう少し生きてみようと。

小室 等(ミュージシャン) 

生と死は対立するものではなく、隣り合わせのもの。その選択をする人々を見守り続ける千代の静かな暮らしが美しい映像で綴られる。彼女もまた限りない喪失感のなかで生きてきたのだ。これは人間の再生への讃歌だ。

新田義貴(映像作家・ジャーナリスト) 

迷走の時代の心の割れ目を捉えて<物語のような実録>で迫ってくる映像。
脚本の元が製作実習に当った学生の発想だったことが、更に深刻さを思い知らせる。
ここまで<絶望>しなければ、<一条の救い>はないのだろうか!

大木雄高 (音楽プロデューサー/下北沢レディジェーンオーナー)

死は大切なこと。この映画は、その大切な死を描く。
死を描くから静かだ。沈黙が続く。主人公が、死から生を意識し
始めた時、映画が動き出す。人が動き出す。ぼくの心も、
体も動きだし、温かになった。

山本純司 (編集者)

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